Q. 睡眠時無呼吸の原因について教えてください。
イビキの延長線上に睡眠時無呼吸があり、その原因は鼻づまりとのどの狭さです。鼻の病気や扁桃肥大などが代表的なものですが、肥満や加齢による粘膜緊張の低下なども増悪因子になります。他に脳の異常でおこる中枢性のものもあります。
Q. 睡眠時無呼吸は、放っておくと怖いと聞きました。なにが怖いのでしょうか?
まず睡眠不足が極端になると、頭痛や疲労感が出たり、昼間に眠くなって仕事に支障を来すことにもなります。長年続くと、心臓や肺に負担がかかり、高血圧や肺高血圧症をおこしたり、さらには心筋梗塞、脳卒中、突然死の危険性が高まるともいわれています。
Q. 友人と旅行に行くと、いびきがひどいとよくいわれるので、睡眠時無呼吸がないかどうか不安です。しかし、一人暮らしなので、その判定ができません。どうすればいいでしょうか?
まず自覚症状としては、起床時の頭痛、寝不足感、午前や昼間に強い耐え難い眠気、夜中に何度も目が覚めるなどの症状があれば、耳鼻科で精密検査の相談をしましょう。以上のような症状がなくても、ご心配でしたら、耳鼻咽喉科でご相談ください。
Q. 睡眠時無呼吸の検査入院を勧められています。どんなことをするのですか?
睡眠ポリグラフ検査といい、睡眠中の様々なデータをとって、無呼吸の程度とその影響を評価するものです。どのあたりで気道が閉塞されているかの検査も同時に行う場合があります。項目としては、脳波、眼球運動、おとがい筋電図、鼻と口の気流、心電図、血中酸素濃度など、多項目にわたります。
Q. 睡眠時無呼吸の治療としては、どのようなものがありますか?
当面の回避的な治療としては、C-PAP(経鼻持続陽圧呼吸)という方法があり、他にはマウスピース、手術療法などがあります。
Q. C-PAPという治療を受けています。いつまで受ければいいのでしょうか?
これはあくまでも対症療法ですから、いつまで受ければ、治るという性質のものではありません。この対症療法から離脱できるような治療や対策があるかどうか、耳鼻咽喉科医師とご相談ください。
Q. 睡眠時無呼吸がある場合、耳鼻科に行けばいいのですか?内科ですか?
睡眠時無呼吸の8割以上は耳鼻科的な対策が必要といわれています。まず、耳鼻科でご相談いただくことをおすすめします。
Q. 4歳の息子で、睡眠時無呼吸があり、みていても怖いほどです。なんとか手術せずに楽にする方法はありませんか?
4歳の幼児で手術を勧められているということは扁桃摘出術でしょうか。5,6歳までは扁桃は大きくなっていくことが見込まれますので、あとしばらくは悪化する可能性があります。お子様を楽にしてあげるためにはご両親の手術を受けさせてあげるという決断が必要なこともあります。
Q. 睡眠時無呼吸でのどの手術を受けても、結局は再発するという話を聞きました。手術は避けたほうがいいのでしょうか?
例えば、粘膜を大きく切り取ると無呼吸やイビキがなくなるとしても、粘膜を切りすぎると他の障害が出る、そのような性質の手術なのです。そのかねあいが難しいので、よくなる場合とよくならない場合、またあとで再発する場合などがあるのです。
Q. 睡眠時無呼吸の原因として、鼻中隔彎曲があり、手術を勧められています。手術を受けると睡眠時無呼吸は治りますか?
睡眠時無呼吸は鼻だけが原因ということは少ないので、鼻の手術だけですっかり治ってしまうとは言い切れません。しかし、鼻閉は睡眠時無呼吸の大きな因子の1つですから、実際に鼻閉が持続しているようなら、まずその手術を行って経過を見るのも1つの方法です。 |