耳鼻咽喉科サージクリニック 老木医院
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 10の疑問と診療方針
顔面神経の病気

Q. 顔面神経とは・・・

顔面神経は、主に顔の表情を作る筋肉を動かす作用をしています。
左右1本ずつの神経が顔の皮膚の奥にあります。 顔面神経は脳から出て内耳道という骨の管を通り、さらに側頭骨という耳の周りの骨の中を通ります。その骨から出るとすぐに耳下腺という唾液腺の中に入 り、その中で枝分かれしながら、顔面の皮下を走っています。その枝が前頭筋(ひたいのしわよせの筋肉)、眼輪筋(まぶたを閉じる筋肉)や頬、口輪筋(口 を閉じる筋肉)などに到達し、それらの筋肉の動きを制御しています。他にも顔面神経には、唾液や涙の分泌神経、味覚に関する神経も入っています。 

以上のように、顔面神経は耳の近くと耳下腺の中を通っています。耳はもちろんのこと、耳下腺も私たち耳鼻科医の専門領域です。つまり、顔面神経に関わるほとんどの病気は耳鼻科医の守備範囲ということになります。

Q.顔面神経の病気

【顔面神経麻痺】
顔の左右どちらか半分の動きが悪くなります。ごく軽いものから重度のものまで、その程度は様々です。ウィルス感染や血行障害が原因になることが多いとされています。原因不明であったり、ときには中耳炎の悪化や腫瘍が原因になることもあります。通常は飲み薬や点滴で治療をしますが、ときには手術になる場合もあります。

【顔面けいれん】
目尻や口の周囲などがピクピクと動いてしまう病気です。この病気はかなり難治性でやっかいなのですが、最近では、神経の麻痺作用のある薬を直接注射する方法が開発されています。

当院の診療方針
当院の医師は全員耳鼻咽喉科専門医ですから、どの外来担当医を受診いただいても対応できます。特に難治性の場合には、長年、顔面神経研究会に所属し、その治療に取り組んでいる山本悦生名誉院長と田邉牧人副院長が診療に当たります。
必要に応じて、CT、あぶみ骨筋反射、電気味覚検査、顔面神経興奮性検査を行い、治療方針の決定や治療効果の判定を行います。治療は、病状に応じて、飲み薬、点滴、神経麻痺作用薬の注射、手術などで対応します。
顔面神経に関する病気の方はぜひ当院の専門的診療を受けていただきたいと思います。
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