全身麻酔手術について

1. 全身麻酔のため術前検査は、内科系の病院にてお願いします。血液検査を当院で受けてから、他院でX線検査、心電図、肺機能検査を受け全身麻酔に支障がないか確認します。その結果を実際全身麻酔をかける麻酔科のドクターに判断してもらい、安全な全身麻酔が可能か二重にチェックします。もし、何か異常があれば手術は中止になり、その病気の治療を優先します。

2.<手術前>
 パジャマに着替えてもらいます。上半身は、手術中に心電図モニターのシールを貼りますので,下着を着ないでパジャマだけ着て下さい。下半身は下着を着け、靴下など履かれていても構いません。(パンストは脱いで下さい。)
 手術中に薬を投与するため点滴をします。手術開始まで点滴はゆっくり落とします。手術前はトイレを済ませておいて下さい。

3.<手術室入室時の注意>
 入れ歯、眼鏡、コンタクトレンズ、ネックレス、指輪、時計などは外して下さい。女性の方はお化粧をせず、マニキュワ、ペティキュワ、ピアス、ヘアーピンを外し、髪の毛は簡単な髪型にしておいて下さい。(長い方は束ねておいて下さい。)

4.<手術中>
 手術室まで歩いて行き、ベッドに横になり、帽子をかぶります。心電図モニター、血圧計をつけ、酸素マスクをあて、ゆっくり深呼吸をします。点滴から麻酔の薬をいれ2・3分程度で眠ってしまいます。目が覚める時には手術が終了し病室のベッドにいる状態です。手術中は意識がなく痛みなど何も感じませんので、心配しないで下さい。

5.<手術後>
 手術後2・3時間は、心電図モニターや血圧などを測定します。手術後30分〜1時間ぐらいで、麻酔から覚めます。枕は麻酔が覚めてからします。麻酔から覚める間、付き添いの方が居られた方が安心です。点滴は終了次第抜きます。何かあればナースコールを押して知らせて下さい。
 鼻の手術の方は、手術後止血の為に鼻にガーゼが入っています。鼻をすすったり、かんだりできません。2・3日は、じわじわ出血することがありますが、徐々に薄く少なくなりますので心配しないで下さい。

6. 水分は、手術後3〜4時間程度でとる事ができます。最初は看護婦が水分を安全に飲むことができるか確かめます。食事は水分をとり、吐気等なければとる事ができます。御本人の食事はこちらで用意します。食後に痛み止め、抗生剤、消炎剤、去痰剤、胃薬が出ますので、毎食後1種類づつ内服して下さい。また、退院後同じ薬が4〜7日間出ますので、引き続き内服して下さい。痛みが強いときや、吐き気がする、眠れない時など、追加でお薬を出しますのでお知らせ下さい。

7. トイレへは、手術後3時間位は歩いて行くことはできません。床上で看護婦が介助し、尿器で行うことになります。また、手術後の第1回目の歩行も安全の為に看護婦が付き添います。

耳鼻咽喉科サージクリニック老木医院

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