耳鼻咽喉科サージクリニック 老木医院
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滲出性中耳炎に対する私の取り組み
 私の滲出性中耳炎に対する取り組みは日々の診療でたくさんのお子様を診療しているというだけではなく、様々な活動をしており、私のささやかな誇りになっています。今までの活動、取り組みをご紹介させていただきます。

1. ホームページの開設(1996年12月)

 滲出性中耳炎を正しく理解していただきたいとの思いから、ホームページの開設を思い立ちました。コンピュータとの数カ月の格闘の末、数十ページに及ぶホームページが完成しました。
 「お母さんのための滲出性中耳炎教室」と命名しました。早速全国各地から質問のメールや感謝のメールがたくさん来ました。
 日本だけでなく、海外にすむ日本人からの相談も多数舞い込みました。以来、現在では22万回を越えるアクセス数です。

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2. 滲出性中耳炎の治療に関する論文研究(1998年〜2000年)

 EBM(根拠に基づく医療)という最新の解析方法を取り入れて、滲出性中耳炎の診療に関する研究を行いました。そして、耳鼻咽喉科領域では我が国初のEBMの論文「幼小児滲出性中耳炎における鼓室換気チューブ留置術の文献的評価-EBMを用いた方法-」を発表しました。
 これは世界中の滲出性中耳炎の治療効果に関するすぐれた論文を吟味し、治療法の正確な効果を評価するという研究でした。この論文は滲出性中耳炎の世界的権威、高橋晴雄先生(現長崎大学医学部耳鼻咽喉科学教授)に高い評価を頂きました。

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3. 産経新聞社から読者質問への答え依頼(2000年4月25日)

 私のホームページをみたということで、産経新聞社会部の記者から読者の質問に答えてほしいとのメールが来ました。「すくすく応援団」というコーナーに掲載されました。

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4. 著書「中耳炎」の出版(2000年6月)

 やはりホームページが元で、ついに本を出版することになりました。保健同人社という一般向け医学書ではかなり名の通った会社から、「専門のお医者さんが語るQ&A」シリーズの1つとして出版することになりました。
 出版の決定から実際の出版まで約9ヶ月、この間、ワープロを打ちまくりました。図の原案も全て自分で作りました。もちろん自費出版ではないのですが、執筆料も頂いておりません。初版の際には、朝日新聞等の一面に広告が掲載されました。

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5. 医療機器メーカーからのアドバイス依頼(2000年6月)

 ホームページと著書を評価され、医療用レーザーの応用の可能性に関する意見を求められました。東京から学術専門員が訪ねてきました。東京に名だたる大学病院が多数あることを考えると、大阪の1民間病院の部長(当時)であった私を訪ねてきたことはやはりちょっと画期的ではないでしょうか。

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6. 月刊誌「暮らしと健康」からの取材(2001年3月)

 「暮らしと健康」で特集記事「子どもに多い滲出性中耳炎に要注意」を組むとのことで、取材の申し込みを受けました。6ページの記事になりました。

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7. JOHNS(東京医学社)からの執筆依頼(2001年7月)

 日々の診療に役立てたり、最新の医学を勉強するための耳鼻科医向けの月刊専門誌「JOHNS」から執筆依頼が来ました。私の滲出性中耳炎の論文が評価されたための執筆依頼でしたが、私以外の執筆者はほとんど大学の教授、助教授でした。

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8. 日経メディカルからの取材(2001年9月)

 著書が日経メディカルの記者や小児科医の目にとまり、取材を受けました。トレンドビュー「鼓膜所見診て中耳炎の難治化防ぐ」に登場しました。

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9. 尾張耳鼻咽喉科医会での招待講演(2005年7月)

 2005年7月23日、尾張耳鼻咽喉科医会の夏期研修会に講師としてお招きを受けました。「小児滲出性中耳炎診療のEBM」と題して、約1時間の講演を行いました。尾張地区の耳鼻咽喉科の先生方約60人を前に、滲出性中耳炎の適切な治療法や生活指導などについてお話ししました。

 

以上、ホームページの開設以来、一般の耳鼻咽喉科医が経験できないような貴重な経験を数多く積ませていただくことができました。これは私が滲出性中耳炎の診療に情熱を持って真摯に取り組んだことに対する世間からのご褒美のようなものかなと思っています。

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