著書の読者からの郵送のお手紙
拝啓
老木浩之先生、はじめてお手紙を差し上げます。
先生の書かれました「専門のお医者さんが語る中耳炎」をバイブルのように読んでいる3児の母です。この本との出会いは、小児科の待合い室でした。3人とも中耳炎を患っており、
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いろんなことで気持ちが揺れているときに老木先生の本に出会いました。
この本のおかげで、耳鼻科の先生の言っていることがよくわかるようになりました。今までもわかっていたつもりでしたが、より確かな情報として頭の中が整理されました。診察の時間にいろいろ聞こうと思っても、子供を押さえるので必死ですし、後ろで待っている人がいるのはプレッシャーになります。それに私が悪いのですが、私自身、話の飲み込みが悪いのです。一度言われたことがうまく理解できないことがあります。メモを取りながら聞きたいのですがそうもいきませんし、子供を抱えているので気が散ってしまって、どうしても知識が断片的になってしまいました。
子供の耳の発達、乳突蜂巣の発達の度合いなど先生に突然言われても本を読んでいなければなんのことだかわからなかったに違いありません。
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最近やっと子供の状態が落ち着き、子供の変化についてぜひ報告したくて手紙を書いた次第です。
まず、チューブの留置を行ってから聞こえがよくなりました。
ビデオをよく見るようになりました。集中してみていられるという感じです。それから兄との関わりを楽しめるようになりました。手術したその日に向かい合って笑いあっているのを見ました。今までなかったことで、ビックリしました。
バランス感覚が発達したようです。よく転ぶというか危なっかしかった足どりがしっかりしてきました。年齢的な発達も含まれていると思いますが、それだけではなく、チューブのおかげという部分がずいぶん含まれていると思っています。
表情が出てきました。ほがらかになりました。毎朝兄と一緒に幼稚園に行って先生からおはようと声をかけられていたのですが、チューブを入れてから反応
を示すようになりました。幼稚園の先生も変化に気がつくほどの変わりようでした。
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私はチューブを入れる前は、その効果をこれほどのものだとは思っていませんでした。今はチューブのおかげで平穏に暮らせていることを実感しています。
聞こえがいい聞こえが悪いという問題はいろんなところに影響を及ぼしているんだということを身を持って体験しました。
先生がお書きになっているように、なるべく長いことチューブが留置されていることを望んでいます。
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老木先生の本にであえたことを感謝します。知識を得る上で非常に役に立っております。かゆいところに手が届く素晴らしい本をありがとうございました。